
ホルモン検査結果の見かた
このページの資料とご自身の検査結果とを照らし合わせていただき、
治療や詳しいご相談をご希望の場合は受診してください。
※:男性不妊検査の診察は完全予約制です。
受診すべきか迷った時は・・・。
ホルモンの検査結果だけでは受診の判断が難しいときは、
直近の精液検査の結果と合わせて考えてみましょう。
受診の判断のめやす
ホルモン検査:軽度の異常(※) / 精液検査:良好の場合
ホルモン検査の軽度の異常とは、数値に「注意」とあっても基準値を大きく離れておらず、注意が必要な項目も少ない場合です。
ホルモン検査・精液検査双方の結果が良好ないし軽度の異常に収まる時は、しばらくは様子を見ていただいても問題ありません。
ただし今後、精液の再検査をした際の結果の悪化や、妊活が上手くいかないということがあれば、医師の診察をご予約ください。
精液検査結果のみ不良の場合
ホルモン検査に大きな異常がないのに精液検査結果が不良のときは、その度合いによっては精巣や精管の異常が疑われます。
より詳しくお調べするために、超音波検査などによる精査や、場合によっては規模の大きい医療機関への紹介が必要となることもあります。ご予約の上受診を推奨します。
ホルモン検査・精液検査ともに異常がある場合
検査結果や病状の程度によっては投薬治療の開始や、頭部MRIなどの精密検査が必要になることもあります。
その際は保険診療に切り替えて対応できることが多いです。診察をご予約いただくことを強く推奨します。
ホルモン検査にのみ異常がある場合
不妊とは別の分野の疾患のおそれもあります。
ご希望に応じて診察をご予約いただければ内分泌内科の専門医をご紹介することも可能です。
ビタミン・ミネラルの不足や血中脂質の異常
ビタミン・ミネラルの中には精子を造る能力や、精子を劣化させる酸化ストレスからの保護との関連性が報告されているものがあります。また中性脂肪やコレステロールなどに異常があると酸化ストレスの増大や男性ホルモンの分泌低下のリスクとなり得ます。精子の運動率・数に影響するため欠乏時は食事・サプリで補助が必要です。ご相談のご予約を受け付けております。