AGAとは?
AGA(男性型脱毛症)は、年齢とともに進行する慢性の脱毛症です。
AGAに対しては、医学的に有効性が証明されている内服薬と外用薬が存在します。
これらの治療は、進行を抑える意義が大きく、早めの治療開始が望まれます。
さらに、当院では成長因子を頭皮に直接注入する「毛髪再生治療」も行っています。
お知らせ
AGA治療薬ザガーロと同一成分のお薬の後発医薬品(デュタステリド)に関してのお知らせです。価格を改定し、よりお求めやすくなりました(1ヶ月分:6500円 → 1ヶ月分:5500円)。
お知らせ
AGA治療薬ザガーロと同一成分のお薬の後発医薬品(ジェネリック医薬品)が発売となりました。同じ成分で、先発医薬品よりもお求めやすくなっております。本ページに詳細を記載しております。2021年6月1日より、価格を改定しました(1ヶ月分:7000円 → 1ヶ月分:6500円)。
こんなことで
お悩みではないですか?
- 抜け毛が気になる
- 家系(両親・
祖父母・兄弟)に
薄毛の人がいる - 毛髪は芯がなく、
細く短い - 額の生え際や
頭頂部が
薄くなってきた
AGAの原因
- ヘアサイクルの異常
- 遺伝的要因
- ホルモンバランスの乱れ
- 生活習慣の乱れ
- 偏った食生活
- 喫煙
AGAの治療方法
AGA治療薬(内服薬・外用薬)
内服薬のフィナステリドやデュタステリドといった5α還元酵素阻害薬は、男性ホルモン(テストステロン)が、AGAの原因となるジヒドロテストステロンへの変化を抑えることで、毛髪が成長途中で抜け落ちてしまうことを防ぎ、正常な発毛サイクルへと近づけます。また、外用薬(塗り薬)は、ミノキジルを主成分として配合しているものについては、医学的に有効性が確認されており、内服薬との併用も可能です。
毛髪再生治療
人間の組織の中心的役割を担う「幹細胞」から抽出された150種類以上の「成長因子」を、皮内注射により頭皮に直接注入する施術です。成長因子は、注入された部位周辺の毛乳頭や毛幹・毛包を活性化することで、発毛機能を再起動させます。
再診の場合
受付にて診察券をお出しください。AGAに関して、治療薬の処方や医師へのご相談は予約不要で、再診時は初診時ほど時間はかかりません。服用しているお薬が増えた場合は、薬品名が分かるようにしておいてください。お薬を直接持参されてもかまいません。
毛髪再生治療についてのみ、2回目以降は予約制となります。
診察予約ページへ
AGA治療薬
AGAは、年齢とともに進行していく慢性疾患です。
AGA治療薬は、進行を抑制する効果があり、予防的意義が大きいと言えます。
抜け毛が気になった時点から早めに服用を開始し、予防に努めるとよいでしょう。
また、「毛髪再生治療」はヒトの幹細胞から抽出された「成長因子」を頭皮に直接注入する発毛治療法です。
毛髪再生治療について詳しく見る
プロペシア(製造販売:MSD 一般名:フィナステリド)
フィナステリド錠(プロペシアの後発医薬品=ジェネリック)
AGAの原因は、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの一種です。プロペシアの主成分はフィナステリドと言う名称で、5α還元酵素阻害薬と言う種類のお薬です。1型・2型の2種類ある5α還元酵素のうちの片方、2型の5α還元酵素を阻害することで、この還元酵素によるDHTの産生を抑える効果があります。
フィナステリド錠は、プロペシアの後発医薬品(ジェネリック医薬品)で、効能・効果は先発品と同等です。現在当院で取り扱いのあるフィナステリド錠の製薬会社は、東和薬品(トーワ)・本草製薬(製造:辰巳化学=TCK)の2社です。(写真は、当院で主に扱っている東和薬品製の後発医薬品の医療機関納入用パッケージです。)
内服薬が効いている場合は6ヶ月位で脱毛の進行が止まって、増え始めます。 特に右肩上がりの増毛効果が出るのは服用後半年から1年の間です。
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プロペシア錠 1mg
¥8,500(28錠)
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フィナステリド錠 1㎎
¥5,000(30錠)
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プロペシア錠 1㎎ 3ヶ月分:24,000円(8,000円/月)、6ヶ月分:46,800(7,800円/月)
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フィナステリド錠 1㎎ 3ヶ月分:14,400円(4,800円/月)、6ヶ月分:27,000(4,500円/月)
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※3ヶ月分、6ヶ月分まとめて処方すると割引になります。また、価格はすべて税込みです。
ザガーロ(製造販売:グラクソ・スミスクライン 一般名:デュタステリド)
デュタステリドカプセル(同一成分のお薬の後発医薬品=ジェネリック)
ザガーロの主成分はデュタステリドと言う名称で、フィナステリド(プロペシア)と同様、5α還元酵素阻害薬と言う種類のお薬です。元々は、アボルブと言う前立腺肥大症の治療薬で、成分をそのままに名称や外装のみを変えてAGA向けに発売されました。
こちらのお薬にもAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を抑える効果があります。前述のフィナステリドが5α還元酵素2型のみを阻害するのに対し、ザガーロは5α還元酵素1型・2型の両方を阻害して、これらの還元酵素によるDHT産生を抑制します。臨床試験においては、フィナステリドの約1.6倍の発毛成績というデータもあります。
デュタステリドカプセルは、ザガーロと同一成分のお薬であるアボルブの後発医薬品(ジェネリック医薬品)で、効能・効果は先発品と同等です。前立腺肥大症の保険適用のお薬ですが、当院は泌尿器科の診療も行っているため取り扱いがあり、自費診療でAGA治療薬と同じような流れで処方させていただくことも可能です。この場合も、費用はお薬代のみで、診察料は無料です。
内服薬が効いている場合は6ヶ月位で脱毛の進行が止まって、増え始めます。 特に右肩上がりの増毛効果が出るのは服用後半年から1年の間です。
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ザガーロカプセル 0.5mg
¥12,500(30カプセル)
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デュタステリドカプセル 0.5㎎
¥5,500(30カプセル)
ミノキシジル配合外用液5%(富士化学工業)
・発毛成分「ミノキシジル」を日本国内承認最大濃度である5%配合しています。
・市販製品の上位品と同様に、頭皮を整える成分であるピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、L-メントールを配合しながら、お求めやすい価格です。
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ミノキシジル5%
¥5,800(60ml)
AGA治療薬(内服薬)の注意点と副作用
使用上の
ご注意
- AGA治療薬の内服薬は、1日1回1錠または1カプセルを服用して下さい。成人男性のみ服用して下さい。
- 妊娠中・授乳中の方の服用や、小児の誤飲により、胎児や小児の発育に悪影響が出る恐れがあります。
- 皮膚からも有効成分が吸収される恐れがあります。女性や小児に触れさせたり、分割・粉砕して服用しないで下さい。
- 前立腺がん検診を受ける予定がある方は、フィナステリド・デュタステリドを服用していることを医師にお知らせ下さい
(服用により、前立腺癌マーカーのPSA値が低下するため) - 服用中は、献血ができません。献血するには一定期間服用を休止する必要があります。
(プロペシアとその後発品は1ヶ月以上、ザガーロとその後発品は6ヶ月以上)
まれに肝機能障害・黄疸、
肝機能検査数値上昇のおそれ強い全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜が黄色く変色など、初期症状が現れたら医師にご相談ください。また健康診断などで肝機能の検査数値が上昇(悪化)する可能性があります。
リビドーの減退のおそれ
まれに、性的欲求や性衝動が湧かなくなるといったリビドーの減退が起きることが報告されています。服用をやめても副作用が続いたとの報告もあります。
勃起不全や射精障害、
精液量の減少のおそれまれに、男性ホルモンが関わる性機能が低下することがあると報告されています。勃起不全は、服用をやめても副作用が続くこともあるとの報告があります。
男性不妊、
精子の質の低下のおそれ頻度は不明ですが、精子数の減少、精子運動率の低下などが発生し、男性不妊症になるおそれもあります。精子の質の低下は、服用を中止すると改善される場合があるようです。
他にも頻度不明の副作用が
いくつか報告されています睾丸や精巣の痛み、精液に血がまじる、じん麻疹、発疹、そう痒感(かゆみ)、血管浮腫による顔などのむくみ、ザガーロ(デュタステリド)は一時的な脱毛・多毛なども。
ミノキシジル外用液の注意点・副作用について
使用上の
ご注意
- 必ず20歳以上の男性のみ使用して下さい。女性や20歳未満の方が使用した場合の安全性は確認されていません。
- 65歳以上の方は副作用のリスクが高まるとされています。処方の可否を医師にご相談ください。
- 男性型脱毛症以外の人には適しません。その他の脱毛症には使用しないでください。
血圧に影響を
与える場合があります。ミノキシジルを使用すると血圧が下がる場合があります。血圧を下げるお薬を服用されている方や低血圧の方は医師にご相談の上使用してください。
心臓または腎臓に影響を
与える場合があります。外用薬の場合でも心臓や腎臓に負担がかかる可能性があります。心疾患または腎疾患のある方は使用前に医師にご相談ください。
甲状腺機能障害の影響で
脱毛が起きる場合があります甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症の方が使用すると脱毛の可能性があるため使用前に医師にご相談ください。
皮膚症状の副作用が
いくつか報告されています。主に塗布した部位やその付近に、発疹や発赤、かゆみ、かぶれ、ふけの発生、熱く感じるなどの副作用が起きる場合があります。
血管拡張作用による
副作用が報告されています。血管を広げる作用のため、頭痛やめまい、心拍数の増加などが起きる可能性があります。
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他にもいくつかの副作用が
報告されています。頻度は不明ですが、体重増加、手足のむくみなどの副作用が報告されています。