「いびき」を治したい方、まずは検査を。睡眠時無呼吸症候群(SAS)は保険診療が可能!

睡眠時無呼吸症候群を保険適用で検査・治療

  • いびきは保険外だから検査は高いお金がかかると思っている
  • いびきの検査ではどんなことをするのかが知りたい
  • いびきの治療にどれくらいお金がかかるのか知りたい

こんなふうにお悩みの方に役立つ記事をご用意しました。

いびきの検査・治療は保険適用です

いびきがひどい場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。睡眠時無呼吸症候群の検査は保険適用で受けることが可能です。検査結果で睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、治療も保険適用となります。

SASの特徴

記事前半ではいびきの原因が睡眠時無呼吸症候群であるか調べる検査の方法、後半では治療方法と費用についてご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などを引き起こす危険性が約3~4倍高くなると言われています。
その他、EDや射精障害・性欲低下などとの関連性も指摘されており、当院ではこのような症状にも対応しております。

この記事の内容を理解して、睡眠時無呼吸症候群の早期発見・早期治療、そして、その合併症の予防につなげていきましょう!

すぐに治療にかかる費用について知りたい方は、こちらへどうぞ!

いびきに治療は必要?2種類のいびきの原因とは

いびきとは、なんらかの原因で狭くなった気道を息が無理やり通ろうとしたときに気流が乱れ、鼻や喉が振動して出る音のことをいいます。

さて、いびきに治療は必要なのでしょうか?

いびきはその原因によって大きく2つにわけることができ、治療が必要かどうかはそれによって異なります

単純性のいびき

鼻づまりや疲労、飲酒、風邪などが原因の一時的ないびきです。

その原因がなくなれば、いびきは解消することができます。

睡眠時無呼吸によるいびき

他の人から文句を言われるほどの大きな音で毎日のように続くいびきは、「睡眠時無呼吸症候群」によるものの可能性があります。

「単なるいびきだから…」と放置していると、気づかないうちに心筋梗塞や脳梗塞などを起こしやすくなるきっかけになってしまうこともあります。

欧米では太った人が多いと言われていますが、日本人にはやせ型の患者さんが多いのも特徴です。

これらのいびきの違いを自分自身で判断するのは難しく、危険です。

まずは原因を明らかにするために検査を受けてみましょう。

いびきの治療の流れ

当院における睡眠時無呼吸症候群の検査から治療開始までの流れは以下の通りです。

1. 受付

睡眠時無呼吸症候群の検査は予約不要です。診療時間終了30分前までにご来院ください。

2. 問診・診察

問診票にご記入いただき、医師による診察を受けてください。睡眠時無呼吸症候群の兆候を疑う場合は当日すぐに検査の手続きに入ります。当院のスタッフが提供業者に申し込み、数日以内に業者から患者様に検査についてのご連絡があります。

3. 検査

提携業者からのご連絡後、数日で検査装置がご自宅に郵送で届きます。装置を装着して睡眠するだけなので、気兼ねなく検査を受けることができます。簡易検査と精密検査があり、簡易検査時の結果によっては治療開始前に精密検査を実施する場合もあります。

検査については後ほど詳しくご説明します。すぐに読むにはこちら

4. 治療

検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断されると、保険適用での治療が可能となります。治療はCPAPという睡眠時の呼吸を補助する装置を用います。装置は提携業者から郵送で届きますので、毎日の就寝時に装着して治療を進めていきます。治療開始後の診察は、毎月の受診が望ましいですが、ご来院が難しい場合は遠隔診療での対応も可能です。

治療についても後ほど詳しくご説明しています。すぐに読むにはこちら

いびきの検査について。自宅で気兼ねなく検査を

診察で睡眠時無呼吸症候群が疑われ、簡易検査が必要となった場合は、専用の装置を使って「寝ている間のいびきや呼吸の状態」に関する検査をします。

装置は提携業者からご自宅に郵送されます。普段通りの服装のまま、装置を装着して就寝していただき、一晩かけて検査をします。

具体的には、AHIという数値を測ります。これは「1時間あたりの無呼吸と低呼吸の回数を合計した数」です。

ここでの無呼吸は「呼吸が10秒以上止まること」低呼吸は「呼吸の深さが半分以下になることが10秒以上続くこと」を言います。

検査の数値によって、簡易検査だけで診断ができない場合は精密検査が必要となります。

簡易検査の費用は約3,000円、精密検査は約1万円(3割負担の場合)

簡易検査・精密検査どちらも保険適用です。

簡易検査の費用:医療費3割負担の方の場合薬2700円

精密検査の費用:医療費3割負担の方で約11,250円

精密検査はAHIの測定に加えて、脳波の測定をします。

精密検査も以前は入院が必要でしたが、現在では同様にご自宅で行えるため、費用が安く抑えられるようになりました。

自宅での無呼吸検査を行う際の注意点

「睡眠時の呼吸の状態をチェックする」という検査なので、特に簡易検査はご自宅で行うのが一般的なので、自分で装置をつけなくてはいけません。

たとえ簡易検査であっても、少しでも信頼できる測定値を得るためにどのようなポイントをチェックしておくべきかをまとめました。

  • 説明書をよく読み、センサーのつけ忘れに注意
    →センサーの付け方が悪いと低呼吸を正常と判断したり、逆に正常を無呼吸と読み取ってしまったりと、正しい検査ができない恐れがあります。
  • 睡眠時間は少なくとも4時間以上はとる
    →あまりにも睡眠時間が短かったり、途中起きる回数が多いと少ない情報からデータを集めることになるので正しい検査結果が出にくくなります。
  • 生活スタイルを大きく変えない
    →普段お酒を飲んでいるのに「検査だから」と禁酒してしまうと普段の睡眠の状態をチェックすることができません。

いびきの治療とは。CPAPの費用と保険適用の条件は?

症状や原因にもよりますが、睡眠時無呼吸症候群の治療の中で、最も有効性が高く安全かつ確実な方法がCPAP療法です。

CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)とは

CPAP(シーパップ)はContinuous Positive Airway Pressureの略で、CPAP療法を日本語では持続陽圧呼吸療法と言います。

寝ている間、 装置からチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道に空気を送り続けます。気道を開いた状態にすることで、呼吸が止まるのを防ぐという治療法です。

重症の無呼吸症候群の方は一般の人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクが3~4倍高いと言われています。そこにCPAP療法を取り入れることで、それらのリスクは一般の人と変わらないくらいになるという報告もあります。

CPAP療法の費用は月に5,000円(3割負担の場合)

CPAPの治療が健康保険の適用となる条件
→1時間あたりの無呼吸・呼吸指数(AHI)が20以上

簡易検査で計測したAHIの数値により、睡眠時無呼吸症候群の重症度が判定されます。

AHIが20以上、つまり「中等症以上のSAS」と診断された場合の自己負担は3割負担となり、月に約5,000円で治療ができます。

健康保険でこの治療を受け続ける条件としては、毎月必ず通院し、診察を受ける必要があります。

いびきの検査と治療・まとめ

  • いびきには、単純性と睡眠時無呼吸症候群を伴うものの2種類があり、症状のみで判断することは難しく、危険。
  • いびきの検査は、睡眠時の呼吸の状態を測定する。簡易検査は約3,000円。
  • 中程度の無呼吸症候群であると診断された場合は保険適用となり、月5,000円程度で治療が可能。

自分では単なるいびきと思っていても、その裏には怖い病気が隠れていることがあります。

まずは、簡易セルフチェックを活用し自分にどれくらいのリスクがあるかを調べた上でお近くのクリニック・専門医をお尋ねください。

睡眠時無呼吸症候群の簡易セルフチェックその「いびき」、睡眠時無呼吸症候群かも?簡易チェックリストで要確認

当院で睡眠時無呼吸症候群の検査・治療が可能です。ご自宅で実施可能な検査をご希望の患者様は、ご予約は必要ありませんので、診療終了30分前までにご来院ください。

当院で睡眠時無呼吸症候群の治療が可能です。

今回はEDとの関連性も報告されている睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴についてご紹介しました。

当院では、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を保険適用で対応可能です。睡眠時無呼吸症候群の診療は、平日であればご予約不要で受付しておりますので、 診療終了30分前までにご来院ください 。土日もご予約は不要ですが、事前にお電話で対応の可否をお問い合わせください。

専用の検査装置をレンタルして、ご自宅で気兼ねなく検査できますので、いびきにお悩みの方は是非一度ご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の診療について