ブライダルチェックとは?
ブライダルチェックは、「パートナーを想う男性のための健康診断」です。
会社の健康診断や通常の人間ドックでは行わない、「性感染症(性病)」「男性不妊」を検査します。
結婚前に限らず、これらの検査を受けることはパートナーや将来授かるお子様を守ることにも繋がります。
性病は、妊娠した女性に万が一感染してしまった場合、胎児に大きな影響を与える可能性が高いものばかりです。
もし仮に異常が見つかったとしても、きちんと治療をしておけばリスクを減らすことができます。
(※性感染症・男性不妊の治療は一部を除き保険適用が可能です)
こんなことで
お悩みではないですか?
- 結婚に備え、
男性不妊・性病を
調べておきたい - 自分の精子に
問題がないか、
知っておきたい - パートナーと
不安のない
性生活を送りたい - パートナーが
心配しているので
安心させたい - 心配なので
症状が無くても
性感染症(性病)を
検査したい - 健康診断のように
定期的に
性病検査を
受けておきたい - 家族や職場に
知られないように
自費で性病検査を
受けたい
最良の日を
安心してお迎え
いただくために
ブライダルチェックで性感染症や男性不妊などの異常が無いか確認することは、
結婚前の男性にとっても重要なエチケットになりつつあります。
結婚後に性病への感染が発覚してしまった場合、家庭に与える影響は非常に大きいです。
性感染症を放っておいてしまうことで、女性の場合子宮内感染により異常が発生し、
不妊や流産を引き起こしてしまう原因にもなりかねません。
不妊症は女性だけが抱える問題ではなく、男性側の原因のみで不妊となることも少なくありません。
精子の受精能力低下やホルモン分泌異常などによる精子を造る機能の障害、
勃起不全(ED)による間接的な不妊もあります。
パートナーとの信頼を深めるためにも、そして安心できる関係性を作るためにも、
しっかりと検診を受けて健康状態のチェックを行うことをお勧めします。
性感染症を早期に発見
結婚前ではなくとも、性感染症にかかるリスクが高い方、かかった経験がある方、漠然とした不安を抱えている方も、
当院のブライダルチェックの対象となります。
性感染症には無症状な状態の潜伏期間が存在します。無症状であっても保有している可能性があるのであれば、早めに検査をしましょう。
性感染症は、発覚すると身体だけではなく、人間関係にも大きな影響を与える可能性があります。
検査結果が陰性であれば安心につながりますし、陽性であればしかるべき対処を早めにする必要があります。
ご自身からパートナーへの思いがけない感染を防ぐためにも、ブライダルチェックでしっかり検査をしましょう。
感染症の検査結果が陽性の場合の治療も対応可能です。
院長の平山 尚をはじめとする、当院に勤務する日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医により、的確な診断と治療を行うことが可能です。
高まる男性不妊検査の重要性
最新のWHOの調査によると、世界では6人に1人が不妊に悩まされているという調査結果も出ています。
不妊原因の割合内訳として、女性因子は約 41 %、男女共に原因がある場合は 24% 、男性因子は24 %、原因不明が 11 %という結果もあり、
比率としては男性因子・女性因子で大差がありません。(※1)
つまり、不妊に悩むカップルの約半数は、男性側にも原因があるということになるのです。
男性の不妊症の原因、精子(精液)の問題によるものが約8割(※2)を占め、残りが精子の通り道の問題と勃起不全・射精障害によるものです。
男性の不妊症を心配する人はまずは精液検査を受けて、自分の精子の状態を知っておく必要があります。
精子の状態が悪い人や精子が少ない人は精子を作る「造精機能」に関わるホルモンのバランスや、栄養状態が悪化している場合もあります。
血液検査でこうした不妊の原因を探ることも時には大切になってきます。
幾度かの精液検査の結果、男性不妊の疑いが強い場合も当院で対応可能です。
当院では、タイミング法やホルモン補充療法などの「一般不妊治療」の保険診療に対応しています。
体外受精などのさらに踏み込んだ治療が必要となった場合でも、生殖補助医療に対応した提携医療機関に紹介可能です。
(※1出典:WHOによる報告)
(※2引用:湯村 寧:我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究2016)
男性向けブライダルチェックの意義
かつて「ブライダルチェックは女性が出産・妊活・結婚などの前に産婦人科、婦人科で受けるもの」という認識が世間では広まっていました。
しかし昨今では、コロナ禍を経て世の中の性病感染者数が急増していることもあり、男性の受診の必要性も高まってきています。
性感染症は自分とパートナーの体への負担のみならず、将来生まれてくる赤ちゃんにも影響が出る可能性があります。
そして、一般にはまだ危機感が広まってはいませんが、男性が理由の不妊の割合も相当増加してきています。
それでも、今はまだ女性のほうが、ブライダルチェックや性感染症・不妊症についての理解度や認知度が圧倒的に豊富です。
「パートナーから、ブライダルチェックという言葉を初めて聞いた」という男性も少なくはないと思います。
このような状況は非常に大きな社会的な課題であると認識しています。
当院が男性向けにブライダルチェック実施しているのは、上記のような問題に対して、日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が診察にあたり、
一般不妊治療の実施を届け出ている医療機関として、しっかりと対応してきたいという想いがあるためです。
ブライダルチェックは、結婚前の検査と考えられがちですが、「もしかしたら、性感染症にかかってしまったかもしれない」と心配な方や、
「今後に備えて自分に不妊の原因が無いか知っておきたい」という方にも、積極的に受けていただきたい検査です。
将来のお子さん、パートナーのことを考えて今から定期的な検査を受け、対策をとることは大切なことだからです。
これからのブライダルチェックは、「パートナーと未来の赤ちゃんのための最低限のマナー」となり、
家族に対して果たすべき「責任」になっていくことでしょう。
ブライダルチェックで防げるリスク
ブライダルチェックを受けると、不妊にもつながる様々なリスクを回避できる可能性が高まります。
具体的なリスクには、例えば下記のようなものがあります。
- 男性が淋菌・クラミジア等に感染し精管(精子の通り道)や精巣で炎症が悪化すると男性不妊の原因となります
- 女性が淋菌・クラミジア等に感染し卵管(卵巣から子宮への卵子の通り道)の炎症が悪化すると卵管性不妊の原因となります。
- 淋病やクラミジアにお母さんが感染しているとお腹の中の赤ちゃん(胎児)の結膜炎・肺炎や早産・流産のリスクがあります。
- 梅毒は放置すると感染者は最悪の場合死に至ります。胎児に感染すると奇形が認められることや死産につながることもあります。
- HIV(エイズ)への感染は早めに発見し対処しないと胎児への感染率は約30%もあります。
- HPV(ヒトパピローマウイルス)は、胎児に感染するとノドにイボができるリスク、子宮頸がんを発症すると妊娠が難しくなるリスクがあります。
上記のように、ご自身のパートナーや将来授かるお子様の健康、周囲の人間関係に多大な影響を与える危険性をはらんでいます。
心配な方や、感染リスクが高いと思う方は是非検査を受けてみましょう。
当院のブライダルチェックの
4つの特徴
-
特徴01
検査は予約不要
当院のブライダルチェックでは、問診票に記入後すぐに検査を受けることが可能です。(無症状の場合)
そのため待ち時間をほとんどなくご案内することが可能で、検査を予約する必要がありません。
隙間時間に気兼ねなくご来院いただき、受付から会計まで約30分程度でお帰りいただけます。 -
特徴02
検査後は専門医による診察も
万一、性感染症・男性不妊の検査結果で異常が見つかった場合でも当院で対応が可能です。
院長の平山尚をはじめとする当院の日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が診察と治療にあたります。性感染症は適切な薬剤や手順を選択しないと治りにくく、不妊治療を相談できる男性専門クリニックはそう多くありません。
当院と提携医療機関で、検査から治療までをしっかりとサポートします。
(※男性不妊の診察は予約制です。) -
特徴03
男性スタッフのみ
当院は、ブライダルチェックを実施する医療機関としては数少ない男性スタッフのみのクリニックです。
受付はもちろん看護師・医師にいたるまで全員が男性で、女性スタッフは一人もおりません。今までは「女性スタッフの目が気になる・話しづらい」「婦人科では肩身が狭い」といった理由で、
精液検査や性病検査のブライダルチェックを受けづらかった方でも、気兼ねなくご来院いただくことが可能です。 -
特徴04
アクセスがよく人目が気にならない
当院は、JR大阪駅・御堂筋線梅田駅・阪急梅田駅いずれも徒歩5分程度と近い立地です。
それでいて、ビル地下1階のクリニックフロアにあるので患者様がどのクリニックを利用しに来たのかわかりにくく、
来院の際に周囲の目が気にならないような構造になっております。
診察予約
精液検査は当日、それ以外の検査は10~14日間ほどで検査結果が出揃います。
検査の結果は、無料で渡し出来、Eメールにてお送りすることも可能です。健康診断と同様まずは結果を患者様にご覧頂き、詳しい診察や治療をご希望の場合にのみ診察の予約をしていただく流れとなっております。下記のページより必要に応じてご予約ください。専門医相談料は3,000円です。
診察予約ページへ
検査について
ブライダルチェックは、結婚を控えた男性の健康診断です。
主に、性感染症のチェックと、妊娠能力を判断する精液検査があります。
男性不妊検査について
昨今、男性の精子数は減少してきていると言われています。
また不妊症の約半数は男性側に問題があることが指摘されています。
当院は男性専門のクリニックであり、検査の実施に関しては予約不要です。
男性お一人でも気兼ねなく検査を受けることができます。
精液検査
精液検査は、精子の濃度と運動率から、妊娠能力を判断する検査です。
当院では精子を質と量の両面を基準とした総合評価である精子運動指数などを判断基準として検査します。
検査は予約不要で、ご来院当日に検査結果をお渡しすることも可能です。下記の注意点をお読みください。
検査内容
- ・ 精液量
- ・ 精子濃度
- ・ 総精子数
- ・ 精子運動率
- ・ 前進運動率
- ・ 運動精子濃度
- ・ SMV(精子運動指数)
料金 / 初回 ¥10,000 / 2回目以降の再検査:¥6,800
精子DFI(DNA断片化指数)検査・ORP(酸化還元電位)測定
上記の精液検査と同時に精子DFI(DNA断片化指数)検査・ORP(酸化還元電位)測定の検査を行います。
精子が酸化ストレスによりダメージを受けると、DNAが損傷して受精率や妊娠率が低下してしまいます。
この検査では、精子のDNAの損傷(断片化)の度合いや、精子がどの程度酸化ストレスの影響下にあるかをお調べします。
検査内容
- ・ 精液検査
- ・ 採取した精液を検査機関にて精査
- ・ 損傷したDNAを持つ精子の割合を染色により検査
- ・ 精子の酸化ストレス度と抗酸化力のバランスを調べる検査
料金 / ¥25,000
妊活ホルモン・ミネラル血液検査
不妊と関わりのあるホルモンの血液検査を実施します。
また、精子の質を左右するビタミンやミネラルなどの栄養素の不足を血液検査で評価します。
検査内容
- ・ プロラクチン
- ・ LH(黄体形成ホルモン)
- ・ FSH(卵胞刺激ホルモン)
- ・ テストステロン
- ・ ビタミンD
- ・ 銅
- ・ 亜鉛
- ・ カルニチン
- ・ 中性脂肪・コレステロール
料金 / ¥18,000
男性不妊精査セット
男性不妊に関わる検査(精液検査・精子DFI検査・精液ORP測定・ホルモン・ミネラル血液検査)をすべて実施します。
料金 / ¥38,000
性感染症検査について
性感染症の多くは、排尿痛や発疹などの症状が出ますが、時に無症状の場合もあります。
感染に気が付かないまま性的な接触があると、その相手にも感染させてしまうおそれがあります。
万が一、相手の女性が感染中に妊娠した場合、流産や胎児への悪影響へ繋がりかねません。
無症状でも心当たりや不安がある場合は検査を受けておきましょう。
「性感染症コンプリート」プラン
性感染症チェックは、調べたい項目に合わせて選べるプランがいくつかあります。
その中でもこちらのコンプリートプランは性行為で感染するおそれのある病原体を一通り調べることができます。
検査内容
- ・ 淋菌・クラミジア(尿)
- ・ 淋菌・クラミジア(咽頭)
- ・ 梅毒(血液)
- ・ 膣トリコモナス(尿)
- ・ HIV(血液)
- ・ B型・C型肝炎(血液)
- ・ HPVローリスク・ハイリスク(皮膚擦過)
- ・ マイコプラズマ・ウレアプラズマ(尿・4菌種)
- ・ HIV(血液)
- ・ ヘルペス抗体(血液)
- ・ カンジダ(皮膚擦過)
- ・ HTLV-1 (血液)
料金 / ¥50,000円
「淋菌・クラミジア」プラン
淋菌・クラミジアは性感染症の中でも感染頻度が高く、尿道や咽頭の粘膜接触により感染が起こります。
精巣や卵管に炎症が拡大すると不妊の原因にもなりますから、性的接触など心当たりがある方は調べておきましょう。
このプランは+3500円で即日検査も可能です。日曜を除く12:30までは即日、午後や日曜は翌日に検査結果が出ます。
検査内容
- ・ 淋菌PCR検査(尿or咽頭)
- ・ クラミジアPCR検査(尿or咽頭)
料金 / ¥5,500円
(尿+咽頭両方検査:+4500円)
「感染症シンプル」プラン
「淋菌・クラミジア」プランに「梅毒」の検査を追加したプラン。
淋菌・クラミジア以外で、近年感染者が急増している性感染症が「梅毒」です。
放置すると生命にも危険が及び感染者が妊娠すると奇形が認められたり流産のおそれもあります。
梅毒に感染したとしても、充分に抗体が作られるまでの1~2ヶ月の間は、検査しても検出されない場合があります。
そのため、性的接触からしばらく経ってから検査することが望ましいとされています。
このプランは+3500円で即日検査も可能です。日曜を除く12:30までは即日、午後や日曜は翌日に検査結果が出ます。
検査内容
- ・ 淋菌PCR検査(尿or咽頭)
- ・ クラミジアPCR検査(尿or咽頭)
- ・ 梅毒(血液)
料金 / ¥9,900円
(尿+咽頭両方検査:+4500円)
「感染症スタンダード」プラン
「感染症シンプル」プランに「マイコプラズマジェニタリウム・膣トリコモナス」、「HIV」の検査を追加したプラン。
近年、難治性の尿道炎の患者からマイコプラズマジェニタリウムが検出されることが多くなっており注目されています。膣トリコモナスは男性にも感染する病原体ですが男性は無症状のことが多く、感染を拡げてしまうおそれがあります。HIV感染による「エイズ」は知名度が高い性感染症ですが感染してから発症まで数ヶ月かかるためすぐには気が付きにくく、妊婦から胎児に感染することがあります。
HIVも梅毒と同様、感染してから抗体ができるまで時間がかかるため、2~3ヶ月程度の間は検査しても検出されない場合があります。
検査内容
- ・ 淋菌PCR検査(尿or咽頭)
- ・ クラミジアPCR検査(尿or咽頭)
- ・ 梅毒(血液)
- ・ マイコプラズマジェニタリウム(尿)
- ・ 膣トリコモナス(尿)
- ・ HIV(血液)
料金 / ¥21,000円
(淋菌クラミジア・尿+咽頭両方検査:+4500円)
「感染症アドバンスド」プラン
「感染症スタンダード」プランに「HPV(ヒトパピローマウイルス)ローリスク・ハイリスク」、「B型・C型肝炎」の検査を追加したプラン。
HPVのハイリスク型の中には、女性に感染すると子宮頸がんのリスクに繋がるものもあり、妊娠・出産に対する障壁となり得ます。HPVのローリスク型は陰部や皮膚の表面にイボができる尖圭コンジローマの原因となり、出産時に赤ちゃんに感染する可能性があります。
検査内容
- ・ 淋菌PCR検査(尿or咽頭)
- ・ クラミジアPCR検査(尿or咽頭)
- ・ 梅毒(血液)
- ・ マイコプラズマジェニタリウム(尿)
- ・ 膣トリコモナス(尿)
- ・ HIV(血液)
- ・ HPVローリスク・ハイリスク(皮膚擦過)
- ・ B型・C型肝炎(血液)
料金 / ¥39,000円
(淋菌クラミジア・尿+咽頭両方検査:+4500円)
ブライダルチェック
上記記載の「精液検査」+「性感染症コンプリート」のセット
料金 / ¥55,000円
プレミアムブライダルチェック
上記「ブライダルチェック」に加えて、「精子DFI・ORP検査、妊活ホルモン・ミネラル血液検査」もすべて含みます。
料金 / ¥80,000円
精液検査の注意事項
- ・精液検査の受付時間は、
[平日] 10:00~18:00
[土曜] 10:00~16:00
[日曜] 13:30~16:00 です。
下記の検体提出の締め切りがあるためお早めのご来院をお勧めします。 - ・検体提出の受付時間は、
[平日] 10:00~18:30
[土曜] 10:00~16:30
[日曜] 13:30~16:30 です。 - ・精液検査希望日の約2日前から射精をしない「禁欲期間」を設けてください。ただし禁欲期間が長すぎると精子が劣化するという報告もあります。3日以内に留めてください。
- ・精液採取用の滅菌済み容器をご来院時に無料でお渡しします。患者様ご自身でご用意いただいた容器では、検査が不可能な場合がありますのでご注意ください。
- ・院内には、精液を採取するためのお部屋がございません。採取から2時間以内にお持ちいただくことが可能な場合はご自宅で採取していただけます。当院の近隣での採取についてもご案内が可能ですので別途お問い合わせください。
- ・一般精液検査は、採取時刻から45~50分程度で結果が出ます。採取から30分間程度検体が安定するまで待ち、その後15~20分ほどで検査結果が出ます。
- ・当日中に精液の検体をご提出いただくご都合がつかない場合は、問診後に先に容器をお渡しして、後日検査を実施することも可能ですので、お申しつけください。
- ・体調の影響により、結果が良くないこともあります。その場合は再検査をお勧めします。
※当院では、精液や血液の検査については、まず検査結果のご報告書をお渡しします。Eメールで検査結果をお送りすることも可能です。検査結果をご覧いただき、医師の診察を希望された場合にのみ、別途専門医相談料(3000円)がかかります。治療内容によっては、専門医相談料はいただかず、保険診療の費用のみとなる場合もあります。