6:肥満と運動不足

アメリカでは、40~75歳の男性医療従事者22086名を対象に、14年以上にわたりEDの追跡調査が行われています。

それによると、健康でEDも発症していなかった男性のうち17.7%が調査期間中にEDを発症していました。スタート時点では、BMIが23kg/㎡以下であった群を対照にすると、BMIが増加するにつれてEDのリスクは上昇し、BMIが最大の群(30 kg/㎡以上)の相対リスクは1.7という結果でした。

また、別の米国の研究では、BMIが増加する程EDは悪化傾向にあることが示されています。

また、運動不足とEDの関連性も指摘されています。

前述の追跡調査によると、2.7METs注) /週未満しか運動しない群を対照とすると、2.7~16.5METs/週群では相対リスクは0.9、16.6~32.6METs/週群では同0.8、32.6METs/週以上群では同0.7と運動強度が増加するほど、EDになるリスクは低下していました。

運動別では、週に2.5時間以上のランニングはEDの相対リスクを対照群に比較して30%低下させるという結果でした。

ただし、すべての運動が勃起機能に保護的に働くわけではなく、自転車は要注意です。

自転車乗車時間が長い程、EDのリスクは上がるという結果が出ており、これはサドルによる血管と神経の圧迫が原因と考えられています。

趣味でサイクリングをされている方は、会陰部を保護する特殊なサドルを使用したり、乗車スタイルを変えたりすることが必要かもしれません。

その他の研究で、肥満中年男性に低カロリー食を8週間摂取してもらったところ、体重減少とともにテストステロン値やEDの程度が改善したという報告もあります。

また、バイアグラなどPDE5阻害薬単独でEDを治療した群と、ED治療薬に週3回の運動(22.8METs)を併せて治療した群を比較したところ、運動を加えた郡の方がEDの改善率が高かったというデータもあります。

これらのことから、肥満の解消・運動不足の解消はEDの改善につながる可能性が高いと言えそうです。

注)METs(metabolic equivalents):安静時における単位時間あたりの酸素摂取量/体重1kgを1METとし、これの何倍にあたるかで表す運動強度の単位。

 

 

リスクファクター-12

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