4:糖尿病

EDを合併する糖尿病患者のHbA1cとEDの重症度は逆相関し、血糖コントロールが悪いほどEDの頻度は高く、重症になってくる傾向があります。 糖尿病の罹患期間や年齢も糖尿病性EDのリスクとなります。

糖尿病性EDは糖尿病の合併症であり、神経障害・網膜症・腎症などの糖尿病性合併症と有意な関係が認められます。

海外では、糖尿病に喫煙・高血圧・脂質異常症・虚血性心血管疾患を合併すると、さらにEDの頻度が高まるという報告が多いのですが、日本や韓国の研究では、喫煙・飲酒・脂質異常症との合併と、EDの頻度の相関関係ははっきりと出ていません。

性欲は当初は保たれていても、長い経過で低下することが多く、その要因としてうつや低テストステロン血症の関与が考えられています。

海綿体神経末端から一酸化窒素(NO)放出が低下すると勃起の発現が抑制され、輸入動脈や陰茎海綿体洞の血管内皮細胞からのNO放出が減少すると勃起の持続が低下します。

従って、糖尿病性自律神経障害や動脈硬化、糖尿病による血管内皮細胞障害は糖尿病性EDの大きな要因となるのです。

糖尿病性EDの治療に一番最初に用いられるのは、バイアグラ・レビトラ・シアリスなどに代表されるPDE5阻害剤ですが、その有効率は他の原因によるEDより低く、シルデナフィル(バイアグラ)では56%と考えられています。

日本でのシルデナフィル(バイアグラ)の認可量は50mgまでですが、糖尿病では100mgで有効となる例が多いという報告もあります。

血糖コントロールが良い人ほど、糖尿病性ED患者でのシルデナフィル(バイアグラ)の有効率は高いとされています。

糖尿病性EDに対するシルデナフィル(バイアグラ)の効き目を調べた韓国の報告では、重症のEDを合併している人は効果が低く、次いで、低テストステロン血症、喫煙、血糖コントロール不良の糖尿病を合併している人がED治療薬の効き目が悪いと報告されています。

また、糖尿病性EDに対するPDE5阻害薬の効果は1年後で薄れ、性的満足度や全体のQOLが低下することも知られています。

 

 

リスクファクター-8

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